2012年10月17日水曜日

第62回 眼の診断書のチェック項目

今回から、各診断書でのチェック項目を見ていきますが
前回、お話した発病日等の説明は省略します。

⑦欄 傷病が治ったか、否かの欄。
ここは(  )書きされているように、ここでの治ったという意味は
症状の固定も含みます。
症状の固定とは今の医学では現状として良くも悪くもならないという意味です。

必ず、診断書に視力検査値・症状所見の記載がなければなりません。

視野障害がある場合、ゴールドマン視野計のI /2 及び I / 4の視標
(それ以外の測定の場合、これに相当する視標)で継続した視野の記載が
必ずないといけません。

「矯正視力」欄は、矯正眼鏡またはコンタクトレンズを使用して得られた視力の
記載がなくてはいけません。また矯正出来ない場合には「矯正不能」という
記載がなされていなければなりません。

診断書が出来たら、確認しましょう。

眼の診断書を使う主な傷病は、
白内障,緑内障,ぶどう膜炎,眼球委縮,癒着性角膜白斑,網膜脈絡委縮,
網膜色素変性症,糖尿病性網膜炎  等です。

次回は、聴覚・鼻腔機能・平衡機能・そしゃく・嚥下機能・言語機能での
診断書のチェック項目です。



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