2012年10月15日月曜日

第61回 診断書のチェック項目

診断書を医師に書いてもらって、確認せずに年金事務所等に
持って行くと、間違いを指摘されて訂正してから提出するよう
言われたり、窓口の方が詳しくないとチェックされずに
審査の方まで行って、そこで間違いを指摘されて、
結局、また訂正を医師に頼まなくてはいけません。

そこで簡単な診断書のチェック項目を書きますので、
必ず、書いてもらった診断書のチェックをしてから年金事務所等に
持って行って下さい。後で訂正を指摘されると二度手間になって大変です。

まず、傷病の発生年月日欄と初めて医師の診療を受けた日の欄ですが
もし、前に書いた受診状況等証明書があれば、そこに書いてある
発病日・初診日がここにきますので、照合してみて下さい。
※ 初診日と現在かかっている医療機関が同じ場合には
   今かかっている医療機関のカルテからの記載で問題ありません。

この二つの欄の横に診療録で確認と本人の申立ての二つがあり
どちらかを丸で囲むようになっていますが、もし本人の申立てによる場合
いつ、それを聴取したのか、年月日を書くようになっています。
※ 欄外に注意書きが書いてありますが、ここが抜けているケースが
   よくありますので、注意します。

次に診断書作成医療機関における初診時所見欄に
初診年月日を書く欄があります。
ここが初診日のある医療機関と診断書を書かれる医療機関が
異なる場合には、上記の診断書の上の方に記入欄がある
初めて医師の診療を受けた日と異なりますので、ご注意下さい。

年月日については、他に障害の状態という項目の横に
現症という年月日の記入欄があります。
ここには、診断書で証明する障害の状態の時期
つまり、いつの状態を証明しているのかの日付が入ります。

更に検査成績等を書く欄には、いつ検査を実施したのか?
その日付を書くようになっています。


とにかく、日付の欄はよく確認されて下さい。
書き間違いが非常に多い個所です。


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松永社会保険労務士事務所
http://platinumbed333.jimdo.com/

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